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-北大生が海外で活躍するまで-

現役北大生/外資IT就職予定/就活支援/エンカレッジ北海道支部/

【グローバルで活躍する日本人-巨大テック企業本社 マーケティング職-】

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ども、現役北大生のとびです^^ 

米国巨大テック企業にエンジニア”以外”で入社できるのか、また出来たとしてもその後の活躍できるのか不安な学生、結構いるのではないでしょうか?

今回は、外資テック企業(以下、B社)で3年働き、米国本社にトランスファーしたマーケティング職で活躍する文系学部卒の日本人にインタビューしてきました。 

大学生の頃からビジネス基礎スキルは学べる

学生時代の経験で現在の活動で役立っていたり、つながっていると感じる経験は?

特定の経験というよりも、やりたいことをやっていたら大学生が備える総合的なスキル一つ一つの平均点が上がっていったように思います。今大事だと思うスキルとは、コミュニケーション力ステークホルダーマネージメント力リサーチスキルの3つですね。

コミュニケーション力は、対人関係やプレゼン能力のことです。ステークホルダーマネージメント力とは、端的にいうと、「自分が自信あるように人から見えて、かつ周りの人から信頼されるにはどうすればよいか」を意識して管理できる能力です。

 

さらに、政治的な要素もですが、自分がやっていることをキーマンに認知してもらうこと。死ぬほど頑張ってもやっぱりキーマンに認知されないと、自分のやりたいこともそもそも聞いてくれないし、届かない。さらに、複数のステークホルダーがいる場合は、適切な順番で適切なアプローチ方法で、関係を崩さないように慎重に行います。

 

最後に、リサーチスキルとは、特定のテーマに対して、大量の情報から短時間で必要な情報を抽出し、まとめることができる能力のこと。具体的な例をあげると、最近バイス・プレジデントからとある競合プロダクトの重要なポイントを英文記事から収集し、かつTwitterなどからカスタマーの反応の要点を、30分後に資料まとめてみんなの前でプレゼンしてと、突然言われて、即座に集中してやりきりました。

 

こうしたスキルって、やったことないのに明日やれって言われてできるわけでなくて、いかに日頃から訓練していたかで差がつくと思います。もちろん、これらのスキルは大学の授業とか学生団体でも自分次第でどこでもトレーニングができます。

 

例えば、私の場合は授業で60年代のアメリカについて発表する機会があった時、興味があったので、”そこまで頑張るか”と周りから笑われるぐらい準備して発表を行ったり、とあるNPO学生団体やっていた時には、キーマンの人にどうやってリーチアウトし、お金をいただくかを考え抜いていた経験がありました。

 

自分が何か卓越したスキルがあるというよりも、メールの返事スピードとかもそうだし、基礎的なスキルを大学生の頃から学んでいたか、社会人1年目で学ぶかの違いですね。

面接はされるのではなく、自分がする

就活はいつごろから準備して、どのような企業を受けていましたか?

就活に関しては、出遅れていましたね。学生時代に自分でビジネスを立ち上げたのですが、思ったほど上手くはいかず人件費も払えない状態だったので、ギリギリのタイミングで就活することにしました。

 

様々な業界の説明会に顔を出して、自分から面接する勢いで、肌感と合うかどうかでザクザク切り捨てました。 選社基準は、山の麓でなく、できるだけ高いところから広い世界が見渡せるかどうかです。

つまり、できるだけ沢山情報を持っていてかつそのデータを有効活用できるか、またできるだけ広い地域で展開しているかどうかで会社を見ていて、日本でしか成功してないところや、日本でしかビジネスを考えてないところは受けてないです。

営業からマーケティング職に移動した理由とマーケの魅力的な点は何でしょうか?

一通り色々な部署の話を聞いて、マーケティングが一番面白そうだったからです。基本的にはエンジニアの会社だから、私の仕事はエンジニアが作るプロダクトをマーケティングすること。

グロースの戦略を考えたり、市場調査をしたりすることです。エンジニアと二人三脚で、毎日プロダクトマネージャーとやり取りして、会社の戦略に影響を与えられるのは、マーケティングの醍醐味ですね。

 

本社の魅力は社員の優秀さ・スピード感・自身の影響力

マーケティングをやりたいなら日本でもよくないでしょうか?

マーケティング部門に異動した際、マーケティング部門の若手育成プログラムに入ることが出来、海外への転籍も推奨される環境だったので、もうこれは本社に行くしかないなと。結果論ですが、世界中から優秀な社員が集まっていること、新しいことは全て本社で行われること、プロダクトへの影響力決定権を持つ人が近くにいることから、物事の進むスピード感が断然違いますね。

 

プログラム参加者は、経歴・能力も皆信じられないほど情熱的でかつ優秀で、学部卒の私はビハインドしか感じませんでした。例えば、外部の方を招待してプレゼンを聞いた時に、1スライド毎に10〜15人ぐらいが質の高い質問し、そこで議論が始まる。 兎に角、彼らはプレゼン進まなくて困るぐらい、知的好奇心の塊で熱量が凄かった。

 

当時は、入社して数年で英語力が劣っていたため、瞬発力では彼らに敵わないと判断し、自分の手札で議論に貢献できるところは何かを意識してました。 そこで、自分のリサーチ力を活かし、誰よりも鋭くかつ熟慮した質問をするようにしました。

その日の終わりなどに「今日の質問は良かったよ」と言われた時は、とても嬉しくなって、そういった小さな成功体験をカテにしていきました。

やるかやらないかが運命の分かれ道

海外本社に入社時点での英語力はどの程度だったのでしょうか?

ミーティングでもボロボロで一歩は苦労しました。なので、自分の仕事に関係する数値を全て頭に入れておくなど、少しでも自分の発言機会を増やす工夫をしていました。プレゼンの際には、スクリプトを見なくても話せるように徹底的に準備しました。当日のプレゼン30分前にも会議室で1人で練習はしてますね。

 

ジョブズも製品発表会の前には恐ろしいほど丁寧に準備されている、アニメーション1個でもきめ細かく準備されている。多忙な彼ですらやってるのだから、私がやらないのはおかしいですよね。こういった、小さな積み重ねが、キャリアにおける運命の分かれ道だと思っています。

入社以来これまでの仕事で大変だったことをあげるとしたら?

USに来た手の頃0からとあるプロジェクトのプランニングをしてローンチしたときのことです。来たばかりで、英語もままならない中、業務のプロセスが何もわからず、また誰が何の担当で、誰の許可を貰えばいいのかさえ情報として提供してくれないためとても大変でした。

それはどうやって乗り越えることができましたか?

もうやるしかなかったんですよ。情報をかき集めることから始め、土日も当然朝から夜まで働いたし、平日も食事とトイレ以外は働きました。途中、せっかく頑張った企画も、プレゼンが上手く行かなくて落ち込んだりもしました。

 

でも、今上手く行かないのは、難しいことに挑戦していて、自分がコンフォートゾーンにいないからなので、楽しもうと自分に言い聞かせていました。正直、崖を登り続けて、ダメだったら腹くくって帰国つもりでした。英語が喋れるようになるかどうか実感がわかないし不安でした。

なぜ踏ん張ることが出来ましたか?また、どんな学びが得られましたか?

後悔したくなかったからです。成功・失敗に限らず「やり切る」ことは誰でもできます。ダメな結果でもやりきらないと悔いが残ります。学びは、最後までやり切ることの大切さです。やるかやらないかは、自分で決められるので、皆さんも頑張ってください。

--ありがとうございました。

おわりに

いかがでしたでしょうか、「当たり前のことを全てやりきる」これを徹底されている方で、楽しそうに仕事のお話をしてくださりました。普通の社会人が1年目で身につけるスキルは、学生の内でも身に付けることができるようなので、やはり何かに打ち込み徹底して考えることは大切ですね。非エンジニアでも世界で活躍することは、やろうと思えばできるみたいなので、目指してみてはどうでしょうか。

 

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