【日系企業でまだ消耗してるの? 日系で海外駐在 vs 外資で海外転籍】
ども、現役北大生のとびです^^
日本企業から海外駐在狙っているけど本当に行けるのか不安な学生さん、ある程度いるのではないでしょうか。
今回は、日本企業からの海外駐在や外資からの海外転籍(トランスファー)に関する情報を共有します。
日本企業からの海外駐在
日本企業から海外駐在員を派遣するのに必要な経費は、給与抜きで年間2000万円以上します。その費用に見合う人材を送り込むかを慎重に判断するという点でとても狭き門になっています。
したがって、会社にとってその人を派遣することでどんな費用対効果を得られるのか?さらに、その発言をするに値するスキルや実績があるのか?
こちらでお会いする日本企業からの駐在員の方は、30代~40代後半の方が多かったです。なお、総合商社、例えば伊藤忠ですと入社4年以内で海外派遣を全社員が経験できるといった制度もあります(渡航先指定は不可能)。
外資系企業からのトランスファー
一方、外資系企業の場合、日本企業と比べると容易にトランスファーが可能な模様。特に、G社はビザのプールがあるので手を挙げれば来れるらしい。それは、そこにいる社員が元々優秀でかつ本社を説得できるぐらいの実績も持っているからなのかなぁ。
現地で現地人を雇ったほうがコスト面の効率が良さそうだけど、会社規模が大きい分、従業員の質を担保するのに意外と苦労しているのかな。共有できる情報は集まり次第随時発信します。
ただ、外資と言っても例外もあります。例えば私が昨年インターンしたIBMでは、過去数十年で50名程度しか本社にトランスファーした人がいないらしく、信じられない倍率だとのこと。
また、"インテルやオラクルは、そもそもトランスファーの仕組みがない”という話をこちらで苦労された2名の方から聞いたことがあります。気になる方は実際に会社説明会で聞いてみては。
就職活動の会社説明会などで、「海外駐在も行っているから、行けるよ!」という言葉を鵜呑みにしてしまうかもしれませんが、実際に行けた人数/年と枠/年、駐在の期間、選ばれた社員さんの年齢・部署・職種 の真実に近い情報をOB訪問などで得ましょう。入社後の「こんなはずじゃなかった」がなくなることを祈っています。
MBAキャリアリセット
じゃあ、信じられない倍率のある日本企業に就職した場合はどうすればいいんだ!?ということに関しては、MBAでキャリアリセットが最善かと。
米国で働かれている方、外資系からのトランスファー以外ですと、日系大手で日本勤務→米国でMBA→米国本社の企業 or 海外駐在前提での日系企業採用のパターンが多いような気がします。
キャリアリセットとしてMBAは、まだ有効な模様です。ちなみに、LinkedInでフィルターかけて、経歴辿っていけばどの企業の人がどんなバックグラウンドあるのかなどは自然と見えてきます。
まとめ
外資といってもIBMやAccentureのように、世界中のオープンポジションに社内応募ができる、だけで実際に海外に転籍できる可能性が殆ど無いケースもあります。就活の説明会では、不都合なことは教えてくれないので、気になる方はOB訪問を重ねてなるべく真実に近い情報を得るようにしましょう。
ちなみに!就活支援団体エンカレッジでは、OB訪問の機会を提供してます。
昨年は、東京開催のみでしたが、今年は北海道・新潟を始め全国でも開催します。東京+他地域での情報は決定次第共有します。
以下開催地域・日程など
▼昨年度参加社会人企業一覧
三菱商事、伊藤忠商事、トヨタ自動車、BNPバリパ、デンソー、日本たばこ産業、ソフトバンク、DeNA、アウトブレイン、ベネッセホールディングス、文部科学省、ベイカレントコンサルティング、ネオキャリア、オプト、日本駐車場開発、KLab、博報堂、IMJ、サーキュレーション、ゴールドマンサックス、三井住友銀行、楽天、日本経済新聞、マクロミル、資生堂、リクルートマーケティングパートナーズ、リクルートキャリア、リクルートコミュニケーションズ、日本オラクル、野村證券(敬称略)
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【北海道/東北】 北海道大、東北大、小樽商科大、山形大、青森大
【関東】東京大、慶應大、早稲田大、首都大東京、筑波大、横浜国立大
【関西】 京都大、大阪大、神戸大、同志社大、立命館大、大阪市立大、関西学院大、関西大、和歌山大
【中国/九州】 九州大、広島大、岡山大、鳥取大、島根大、香川大、立命館アジア太平洋大 、琉球大
※外資系の日本支社採用は、当然その国での人材確保が目的なので、あまり海外転籍ばかり話していると好ましくなさそうなので、適度に見極めましょう。
※ソースは毎度のことシリコンバレーのみ(非エンジニアも)
※写真はYosemite National Park